長野市でおすすめの注文住宅メーカーを紹介します！

長野市で注文住宅を建てる場合、さまざまな不安や疑問を感じて結局どこで建てればいいのかわからなくなってしまう方もいるでしょう。まずは注文住宅についての基礎的なことを知っていき、不安だらけの状態から抜け出しましょう。

初めて長野市に住む方や長野市のことをあまり知らないという方のために、まずは長野市の魅力についてご紹介していきます。併せて坪単価や人気のエリアにも触れていくので、ぜひ注文住宅を建てる際の参考にしてみてください。

長野市ってどんな街？

長野市は長野県の北部に位置する県庁所在地で、年間の参拝客が約600万人とされる善光寺のある街です。東京から新幹線で1時間半程度で行けるため、観光も出張もしやすい場所であり東京へ通勤している方もいるようです。

とくに長野駅周辺は商業施設や飲食店なども多く、栄えていますが山々に囲まれた地域でもあるので緑が豊かに残っているのも特長です。そんな長野の名産品といえば、リンゴやそば、おやきや五平餅、そしてわさびといった素朴でどこか懐かしくなるようなものが多いでしょう。

長野市のある北部はとくに冬になると雪が積もることもあり、スキーやスケートといった冬のスポーツがさかんにおこなわれます。交通の便は新幹線の他私鉄やバスなどがありますが、やはり都会に比べると本数も少ないため車で移動する方が多いようです。

坪単価

そんな長野市で注文住宅を建てるのなら、やはり気になるのが価格ではないでしょうか。長野市の2021年の基準地価は、平均5万9,124円/㎡となっており、坪単価平均は19万5,452円です。

その他、長野市のエリア別地価ランキングは以下のようになっています。

16位以下はこちらをご覧ください。

長野市で人気のエリアをご紹介

住む場所、住みたいエリアによって価格の大きく異る長野市ですが、実際に住む場合はどのエリアが良いのでしょうか。長野市で人気のエリアについて見ていきましょう。

古牧エリア

長野市の中東部に位置する古牧エリアは、都市部であることから利便性が高いという点で住みやすいエリアです。長野駅まで車で15分ほどの場所でもあるので、各エリアへのアクセスも良く、また地域のイベントなども多数開催されており住民同士のつながりも強い地域です。

子育てや高齢者支援への取り組みにも熱心で、子育て情報の提供や短時間託児などをおこなっている施設もあるため子育て中の家族にも人気です。

芹田エリア

長野駅の東口に位置している芹田エリアは、オフィスや飲食店などが立ち並ぶエリアで、生活面では大型スーパーやスポーツショップなどもありとても便利です。県民文化会館や県立図書館などがあるのもこの地域で、公園なども多いので自然豊かでのんびりとした空気ながら生活面で困ることはありません。

更北エリア

長野市の中心市街地よりも南側にあるのが更北エリアで、このエリアはかの有名な「川中島の戦い」の舞台でもあります。体育館やフィギュアスケートの会場となったホワイトリングなどのスポーツ施設も多く、また若い世代を活性化させるための婚活イベントなども住民が主体でおこなわれています。

篠ノ井エリア

長野市の最南端に位置している篠ノ井エリアは、鉄道や国道などが発展しており長野市の副都心的な役割でもあります。駅前には専門店の並ぶ商店街、沿道にはスーパーやドラッグストアなども点在するので生活にも便利なエリアです。

安茂里エリア

長野市の市街地から西側にある安茂里エリアは、郊外でありながら中心市街地に近いためベッドタウンとして多くの方が住んでいます。2つの路線が乗り入れており路線バスもあるので、車のない方でも比較的移動しやすいのが特長です。

注文住宅を建てることは決めたけれど、ハウスメーカーがいいのか工務店がいいのか、はたまた設計事務所がいいのか…また新たな悩みを抱えてしまう方もいるでしょう。そこで、それぞれの特徴をご紹介し、メリットやデメリットについても知っていきましょう。

工務店の特徴

まずは工務店ですが、一般的には全国展開よりも地域密着型で、設計や施工をおこなうのがメインです。比較的自由な設計をしやすく、柔軟に間取りなどを決められることが多いため狭小地など家を建てるのが難しい土地でも対応できるという良さがあります。

また、地域の口コミや紹介などで広がっていることが多いため、テレビやCMなどでの大掛かりな広告を出さない分費用が抑えられる傾向にあるのも嬉しいポイントです。さらに、万が一建てたあとにトラブルが合った場合でもすぐに対応してくれる可能性が高いので、住んでからも安心という部分で工務店を選ぶ方もいるようです。

ただし、注意したい点としては工務店は所属している設計士や大工の技量によって施工品質や設計の内容に差が生まれる場合もあるため、依頼する場合はそのあたりをしっかりと見極める必要があるでしょう。

ハウスメーカーの特徴

ハウスメーカーは工務店とは逆で全国展開をしている会社が多く、テレビやチラシなどを使って大体的に宣伝をしているため知名度が高いという特徴があります。基本的にはある程度設計のプランが決められており、お客様の要望を取り入れながら間取りや設備の決定をしていくという方法をとっています。

商品が規格化されており施工品質も安定しているため、どの地域で建てても高い品質の住宅を手に入れられるというメリットがあります。また、ハウスメーカーの提案する住宅は最新の設備や間取りなどが取り入れている場合が多く、オシャレで機能性の高い家に住みたいという方にはぴったりです。

ただし、広告宣伝費が高い分同じ家でも工務店と比べると費用が高くなる傾向にあります。また、1からデザインすることが少ないため、細かい間取りの設計や変形した土地への設計が思い通りに行かないこともあるでしょう。

設計事務所の特徴

設計事務所はその名の通り設計をメインでおこなっている会社で、間取りから内装、外装、エクステリアなど1からすべてを決めていくのが特徴です。もちろん自由度は一番高く、家に強いこだわりを持っている方や他の家とは被らないオシャレで個性的な家を建てたいという方にはぴったりです。

こだわりたい箇所とそうでない箇所を決めることで予算の調整もしやすく、その要望にも応えてくれるのが設計事務所のメリットです。また、施工に関しては提携している大工や工務店に依頼する事が多く、設計事務所は施工会社が設計の通りの施工をおこなっているのかなど、お客様に変わって技術的なチェックをする「施工管理」も担ってます。

設計事務所の場合は1からすべて作るという面で、ハウスメーカーで建てるのに比べて時間がかかってしまったりこだわりと詰め込みすぎると大きく予算オーバーしてしまう場合もあります。また、家の建築費とは別に設計料もかかるので、それも込みで予算を決めて置く必要があるでしょう。

最近注文住宅を建てたい方の中で、「ローコスト住宅」というものに注目が集まっているようです。では、それが一体どういったものなのか、その特徴やメリット・デメリットなどについて見ていきましょう。

ローコスト住宅の特徴

ローコスト住宅というのは、名前の通り安い価格で建てられる住宅のことで主にハウスメーカーが取り扱っています。建物価格が1,000万円台の家を指すことが多く、一般的な住宅の価格に比べて半額程度で購入できる場合もあります。

なぜそこまで安い価格で住宅を提供できるのでしょうか。そこには「材料費」「人件費」「広告宣伝費」「プラン」という大きく分けて4つの理由があります。まず、ローコスト住宅に使われる資材は大量仕入れ、そして部材や設備のグレードを統一してまとまった数を発注することによって大幅に価格をダウンさせています。

続いて人件費ですが、同じようなプランの住宅をたくさん建てるため、材料も工場でまとめてカットされ、現場では組み立てるだけという状態にしてあります。そのため、複雑な作業が少なく現場の作業効率が高くなるため、余計な人件費をかけずに建てることができるのです。

住宅メーカーのハイグレードな住宅などは、よく大々的なCMや広告などを使って宣伝されて知名度を上げますが、その分価格も高くなっていまいます。その点ローコスト住宅はそういった宣伝を行わず、CMもローカルで流すなど広告宣伝費を抑えているため価格に影響しにくいのです。

そして、ローコスト住宅は間取りや設備がシンプルに設定されていることが多いです。複雑な工事が必要な家の凹凸をできるだけなくしたりお風呂やキッチンのグレードを下げたりと、細かい工夫で価格が抑えられているのです。

メリットは？

そんなローコスト住宅のメリットですが、やはり1番は「安さ」でしょう。価格の面でマイホームを諦めていた方でも購入しやすい金額なので、ローンの負担も少なくマンションに住むよりも安い金額で住める可能性もあります。

また、支払いが少なく価格自体が低いという部分で、建て替えをしやすいのもメリットです。ライフスタイルの変化によって建て替えを検討しても、ローンが残っていると厳しい場合などがありますがローコスト住宅の場合は支払いが早期に完了して建て替えもしやすいのです。

また、建築の期間が短いという特徴もあります。一般的に住宅を建てる場合4ヶ月から6ヶ月の期間がかかりますが、ローコスト住宅はその半分の2ヶ月から3ヶ月で建てられ、スケジュールに余裕のない方には大きなメリットとなるでしょう。

デメリット

しかし、ローコスト住宅だからこそのデメリットというものも存在します。まずは、キッチンやトイレ、お風呂などのグレードが低いという点です。これは前提条件でもあり、この部分のグレードが低いからこそローコストを実現しているため、基本的に避けられません。

また、ハイグレード住宅に比べ耐熱性や耐火性、また耐久性や耐震性、遮音性といった性能に優れていないことも珍しくないです。もちろん建築基準法に則った最低限の品質は保証されていますが、品質にこだわって建てられた等級の高い家に比べると劣ってしまいます。

そして、間取りやデザインの自由度が低い、保証期間が短い傾向にあるというデメリットもあります。ただし、間取りなどにこだわりがない、ある程度の保証期間があればいいという方にはそこまでマイナスポイントにならないでしょう。

どこで建てるかということと同時に、どうやって建てるかという部分も考えなくてはなりません。注文住宅には三種類あり、それが「フルオーダー住宅」「セミオーダー住宅」「規格（企画）住宅」です。

フルオーダー住宅

フルオーダー住宅は、間取りや仕様、設備などすべてを1から決めることができる注文住宅の方法です。何度も設計士さんなどと打ち合わせを重ね、理想の家を実現するためにありとあらゆることを決定していく方法です。

すべて自由なので絶対にここは譲れない！この間取りを取り入れたい！などの強いこだわりがある方に向いています。また、外観や内装なども個性的でオシャレなものにできるため、他の家と差をつけたいという方はフルオーダー住宅を選ぶとよいでしょう。

ただし、こだわりをどこまでも詰め込むことができ、設計していく中であれもこれもとやりたくなってしまうことが多く、価格が高くなりやすいのはフルオーダー住宅のデメリットです。また、他の建方に比べて時間かかるという点でマイナスに感じる方もいるでしょう。

セミオーダー住宅

セミオーダー住宅は、ある程度決められたパッケージの中から好みの仕様などを選んで組み合わせながら作っていく家のことで、不動産会社などが言う「自由設計」はこの方式であることがほとんどです。

パッケージによって価格帯や設備のグレードなどもある程度決まっているので予算内での設計がしやすく、大きく予算オーバーすることが少ないというメリットがあります。多くのセミオーダー住宅では間取りは自由に決められますが、一部のパッケージでは制限が設けられる場合もあります。

すべてを自由に決めることはできませんが、ある程度決められていたほうが設計しやすいという場合はセミオーダー住宅が向いているでしょう。セミオーダー住宅はハウスメーカーなどが提案していることが多い製品です。

規格(企画)住宅

規格住宅（または企画住宅）は、あらかじめ決められた間取りを基本として、設備やデザインを選んで建てていく住宅のことです。よく建売住宅と混同されることがありますが、土地と一緒に売る建売住宅とは違い、規格住宅は建物のみで販売しています。

壁紙の色や設備などを決められた範囲から選ぶ方式になっているので、完成後のイメージがつかみやすく想像と大きく異なる家が完成する可能性が限りなく低いです。また、選択肢が決められているので、検討する時間が短くてすむため家が完成するまでに時間がかからないのも特徴です。

ただし、間取りの変更はできず土地の形状によっては合わない場合もあり、ある程度妥協できる方には良いですが、こだわりを持って建てたい方には向いていません。もちろん費用は他の方法に比べて安く品質も保証されているので、できるだけコストを抑えて家を建てたいという方にはぴったりです。

規格(企画)住宅が人気のわけ

規格（企画）住宅は、注文住宅の中でも近年、人気が高まりつつあります。人気となっている理由の一つとしては、購入までの流れがスムーズで、間取りやコンセプト、費用面において明確であることが挙げられます。

規格（企画）住宅は上記でも紹介しているように、基本的にプロ目線で設計された間取りやデザインなどを組み合わせることや、追加することでマイホームを建てていくため、打ち合わせの時間が大幅に削減できます。また規格化された住宅のため、建てる前の口コミも参考になりやすく、フルオーダー住宅やセミオーダー住宅に比べて購入に至るまでが非常にスムーズです。

費用面に関しては、何を追加するとどれほどの費用がかかるのかが事前に提示されていることから、マイホームの資金計画も明瞭となります。そのため、施工前後での金銭トラブルが発生しにくいです。

また、何と言ってもローコストで建てられるのが特徴です。規格（企画）住宅はあらかじめ構造や間取りが決められています。そのため、現場での複雑な作業が必要なく、工事自体も短期間で完了することから、職人の人件費を抑えることができます。また、フルオーダー住宅などと違って、住宅メーカーは規格（企画）住宅をつくるために同じ資材を大量に仕入れているので、建築コストそのものを抑えることもできるというわけです。このような理由から、規格（企画）住宅はローコスト住宅を建てたいと思っている方から人気が高くなっています。

現在は、共働きが当たり前となり、打ち合わせなどに多くの時間を割くことができないことやなるべく費用をかけずにマイホームを建てたいと思っている方も多いため、規格（企画）住宅は現代のライフスタイルにおいてメリットが多いと言えます。効率が良く、すべてにおいて明瞭で、新生活を早めにスタートすることができるコストパフォーマンスの高い住宅だからこそ、需要が高まっているのでしょう。

ここまでフルオーダー、セミオーダー、規格住宅などさまざまな住宅のタイプをご紹介しましたが、どんな家を選んでも「一生に一度の大きな買い物」であることは変わりません。せっかく家を建てるなら失敗したくないですよね。

では家を建てる際どんなところに気をつければ良いのでしょうか。実際に戸建てを建築・購入予定（もしくは建築・購入した）の方を対象にアンケートをおこないました。

「一番不安に思っていることはなんですか？」と質問した結果、一番多く票を集めたのが「金銭面（993票/50％）」でした。

できることなら、コストを抑えながら高品質な住宅を手に入れたいものですよね。手の届く価格を実現するには材料や建物の大きさ、工期の長さなどさまざまな部分に気を遣わなくてはなりません。

当然ですが2番目に多く選ばれた「住宅業者選び（370票/19％）」は、コスト面にも大きく関わってくる問題です。

依頼主の希望を取り入れながら、建築費を上手く予算内に収めるのもプロの仕事！もちろん技術的にも信頼できる業者を選ぶべきと言えます。

また、「環境の変化（177票/9％）」にも不安がある方が多いようです。引越し後環境の変化によるストレスは案外大きいものです。

「職場や学校が遠くなった」、「バス停や駅が遠い」などちょっとした変化や不便な点からストレスを感じてしまう方も多いでしょう。

ほかにも「土地探し（150票/7％）」、「住宅ローンの審査（129票/6％）」、「その他（110票/5％）」、「完成までの期間（71票/4％）」が不安な点として挙がっています。

特に「その他」の意見では「ローンが返済できるかどうか」、「メンテナンス・アフターサービス」などを心配する声が目立ちました。家を建てるには大きなお金が動きますから、心配事はなかなか尽きないでしょう。

だからこそ安心して任せられるような業者をしっかりと選ぶことが大切になってきます。下では業者選びのポイントについても解説していますので、ぜひ参考になさってください！

長野市にはローコスト住宅をはじめとした注文住宅を取り扱っている業者がたくさんありますが、本当に良い業者を選ぶには何を見ればよいのでしょうか。ここでは、注文住宅業者選びのポイントをご紹介していきます。

わかりやすい価格設計の業者を選ぶ

家を建てる方にとって、価格は大きなポイントです。予算内の家が建てられそうだと思って話を聞いてみたら、オプションなど色々つけられて想像以上の価格になってしまったということも珍しくないため、できるだけ価格設計のわかりやすい業者を選ぶようにしましょう。

基本的な設計でいくら、このプランだといくら、オプションをつけるといくらなど、明確な価格を提示している業者なら安心です。せっかく素敵な家だと思ったのに価格が問題で諦めることになったということのないよう、納得できる価格設計、そして価格が明確化されているかを確認してみてください。

スタッフの対応がいい業者を選ぶ

家は建てて終わりではなく、建ててから数十年と長く住むのが本番です。そんな家を信頼して任せられるのは、対応のいいスタッフのいる業者ではないでしょうか。お客様目線での提案やライフスタイルや生活を考えた親身な提案をしてくれるスタッフがいれば安心です。

また、お客様の要望をただ聞くだけではなく、プロとしての意見もしっかりと言ってくれ、よりよい家を作ろうとしてくれる業者もおすすめです。信頼できるスタッフがいれば、不安な金銭面での相談などもしやすくなりますし納得して家づくりを進めることができるはずです。

アフターフォローがしっかりしている業者を選ぶ

住み始めてからの安心というのも家を建てる上で重要なポイントです。その安心を手に入れるためには、やはりアフターフォローのしっかりしている業者を選ぶことが大切だと言えるでしょう。

万が一なにか設備などのトラブルが合った場合に迅速に対応してくれる、相談できる窓口があるなども安心に繋がりますし、また初めから保証の内容や期間が明示されていれば不安なく建てることができます。アフターフォローについてはメーカーごとに異なるため、業者を決める前によくチェックしましょう。

長野市で家を建てたい方のために、長野市の魅力や住みやすいエリア、また注文住宅の基本的な知識などをご紹介しました。家を建てるというのはたくさんのお金や労力を使うことですが、自分で決めて建てた家が完成したときの感動はきっと何にも代えがたいものでしょう。

そして、そんな家を建ててもらうために大切なのは、建ててくれる業者選びです。契約してから後悔しても遅いので、じっくりと自分たちの希望や夢を叶えてくれる業者を選び後悔のない家づくりをしましょう。